最近、不景気でいろいろな商品の需要は低迷していますが、庶民にとっての最大の買い物である住居の新築や建て替えが意外に盛んです。地価の低下、金利の低下、融資条件の緩和などが、住宅に困っていた人々に一生に一度の大事業に乗り出す刺激を与えています。狭い日本ではサラ地での新築は少なく、古い建物を壊し、跡地を整地して建てるケースが多いのですが、その解体で大量の廃棄物が排出されます。例えば、一〇〇平方メートルの木造の家を解体したとしますと、かさにして三人家族のごみの約一〇〇〇日分が一度に排出されることになります。その解体廃棄物も生活に関連して排出される一種のごみですが、現在の日本の法律では産業廃棄物に該当すると決められ、新築や改築を請け負った建設業者の責任で処理しなければならないことになっています。その土地に建築する場合にも、木材、コンクリートなどの端材、材料の梱包くずなどが大量に排出されます。同種の建設に伴う廃棄物には残上、コンクリート塊、アスファルト塊、建設汚泥(土を掘る時に排出される)などあり、都市の基盤整備やベイエリア開発などを行うと大量に排出されます。