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三菱自動車の経営戦略

90年代のシェア拡大の理由は、三菱自動車の経営戦略が高い技術力を核とした「ニッチ戦略」であったということである。トラックーバスではトップメーカーであったが、乗用車に関しては自動車業界の最後発メーカーであり、すでに過剰ともいえる乗用車市場のなかで大きなシェアを獲得することは困難であった。そこでは、かつて「エンジンの三菱」といわれた高い生産技術力を軸に、他のメーカーとは異なった車種やスタイリングに訴えて、ニッチ(隙間)な市場をねらうしかない。三菱自動車の開発思想は、一貫して差別化された個性的なクルマづくりをめざしてきている。たとえば、久保富夫は、1973年の第2代社長就任時に「販売部門への直接投資よりも、むしろ製品に三菱独自の新技術を盛り込み、商品競争力の高い製品を導入することが先決」とする基本理念を打ち出したが、そこにみられる強い技術志向と差別化志向は、その後の経営戦略や開発戦略に貫かれているといってよい。第5代社長の舘豊夫は、新型ギャラン開発の際、ファミリー志向の正統派デザインと型破りな大胆なデザインの2案にたいし、「若い連中がいいと思うものに賭けるしかない。そう思って過激なデザインに決めた」と述べているのも同様の発想であろう。とくに、パズルの崩壊後の市場は大量消費型から個性的消費型へと変化しており、そうした市場の細分化はニッチ戦略に適合しはじめていた。三菱自動車にとって、市場の変化は追い風となったといえる。RVの展開は、まさに典型的なニッチ戦略である。また、乗用車や軽自動車のスタイリングも「ギャラン」、「ディアマンテ」、などいずれも個性的なデザインであり、トヨタや日産などの一般受けのデザインに飽きたりない一定のファン層をつかんでいるといえる。

[参考サイトのご紹介]
Goo-netのフォレスター中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/SUBARU__FORESTER/index.html

Goo-netのパレット中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/SUZUKI__PALETTE/index.html

Goo-netのパジェロ中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/MITSUBISHI__PAJERO/index.html

Goo-netのノート中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/NISSAN__NOTE/index.html