独身で親元から会社に通っている。家には一銭も入れなくていい。これは天国だ。俗にこうした人を指して独身貴族と呼ぶが、こうした貴族にはかなりのクルマが買える。少々高価でも、自分の収入の多くを注ぎこめるわけだからなんとか手に入れられる。維持してゆくこともできるだろう。お金が苦しくなれば、外食を控え、次の給料日まで欲しいウエアを買うのを待てばいい。それだけのことだ。しかし、結婚するとなると話はガラッと変わる。
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お金かないから、次の給料日まで家族の食事の質を落とすなんてことは許されない。すぐ離婚話がはじまってしまう。だから、一台のクルマと長くつき合おうというときは、そんなことまで考える必要がある。独身のうちにいいクルマを買ってしまおうという考え方ももちろんあるが、結婚を控えているような人は、維持費がどのくらいかかり、それが家計にどうひびくかはしっかり計算しておくべきだ。また、結婚しても子供もいず、共稼ぎといった場合は家計も豊かだし、ついつい贅沢な買い物をしがちだ。しかし、子供ができて、共稼ぎもやめなければならないとなると、一気に家計はタイトになる。それがわかっていても、贅沢気分が抜けなかったり、今までいいクルマに乗っていたのにいきなり安っぽいクルマじゃみっともないといった見栄も働いたりして、無理する人もけっこう少なくないようだ。だから、そんなときは「安くていいクルマ」を選べばいい。