ブローカーは、インターバンク為替市場で売り手と買い手を結びつけて取引を成立させ、その見返りに手数料を受け取ります。ブローカー自身は売買の当事者とはならず、自らポジションを取ることもありません。ブローカーは、通常、各銀行のディーリングルームに直通の電話回線を設置しています。銀行はブローカーから市場での相場を時々刻々、直通電話で聞くことができ、必要ならば売買の注文を出すことができます。逆に、ブローカーは、マーケット・メーカーである銀行からその銀行が売買に応じる相場の提示を求めることができます。銀行はもちろんブローカーを通さず他の銀行と直接に取引をすることもできます。しかし、多くの金額を多くの銀行と取引したい時にいちいち他の銀行にレートを聞くのは、犬変に手間のかかることです。そこで多くの銀行からレートを聞いているブローカーを経由して取引すれば、そのような手間を省くことができます。ブローカーには、伝統的な電話を通じての取引をするブローカーと、電子取引システムで売買を仲介する(これを電子ブローキングといいます)電子ブローカーがあります。伝統的な電話を通じてのブローカー取引のシェアが落ち込む中で、電子ブローカーの取引シェアは大幅に増えています。