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真のグローバル化をするために

世界の自動車産業が、真のグローバル化に向かう中で、現在の金融危機のようなリスクに耐えられる体質を構築しながら乗り切っていこうという、そういう努力をこれから続けなければならない。加えて、日本の自動車メーカーに求められているのは、優秀な大きな夢を描いて挑戦できるエンジニア、技術者、研究者、それと日本の強みである優れた多能工の人材育成、これをやはり今のうちにやっておかなければならない。結論をいえば、「ビッグスリーは、もうかつての地位を回復することはおそらく不可能であろう」ということだ。

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それに対して、「日本の自動車メーカーは、たしかに一時的に打撃を被り、トヨタのように現在のキャッシュフローが半分以上流失してしまうメーカーも出ているが、それは10〜15年前のスタートラインに戻って、もう1回やり直すことを意味するだけであり、そのやり直しが効いたならば、世界の自動車市場である程度、主導権を握ることも全く夢ではない」ということである。また、ヨーロッパ勢に目を向ければ、欧州メーカーは公的資金を受けたりもしているが、しかし彼らは環境技術に非常に力を入れているし、それからEU全体がそちらの方向に向いているので、おそらく「今後は、新技術への挑戦を巡って、ヨーロッパ勢と日本勢との間でチャレンジをともなう競争が始まろうとしている」ことだと、理解すべきであろう。