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口で、自分だけの教材作りを

残念ながら、この『AE』のCDにしても、こまかくトラックが切ってあるのは、ほんの一部にすぎません。かなり長いパラグラフ(文節)がワントラックになっていると、聞きとれなかった言葉があったり、もう一度リピートしたいというときに、コ戻る」のボタンを押しても、パラグラフの先頭まで戻ってしまうので、聞きたいところへ来るまでに時間がかかります。何度もそんなことをしていると、いちじるしく効率が低下してしまいます。この問題を解決してくれるのが、一〇九ページでも紹介したMDです。CDは、読みとるだけで書きこむことはできませんが、録音用MDは書きこむことができます。したがって、CDの内容をMDに録音し、あとから必要なところにトラックマークをつけたり、不要なところを消したりしていけば、自分の必要に応じた教材ができあがるというわけです。もっとも、このトラックマークをつける作業は、慣れないうちは時間がかがるため、機械が苦手な人のなかには、これなら全部通して聞いたほうがいいとか、カセットテープのほうが性に合っていると思う人もいるかもしれません。それでも、この作業も慣れれば、かんたんにできるようになります。CD‐MDプレーヤーも、いまではかなり普及してきましたから、しだいに値段も手ごろになってきています。金銭的に可能な人は、ためしてみる値打ちはあると思います。リスニングカだけでなく、話す力の向上には、右にあげたようなリピーイングが非常に役に立つと思うのですが、現在のところ、こまかくポーズをおいて録音された教材はあまり多くないようです。CDの教材はおびただしい数が出ていますが、もう少しこまかくトラックマークをつけたものがたくさんあればいいと思います。

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